パピヨンの子犬を飼った経験がない人の注意点

パピヨンの上手な育て方

パピヨンの飼い方

家族として迎え入れるために知っておきたいこと

パピヨン
 

パピヨンと言えば、ふさふさの長い毛に覆われた愛らしい顔立ちの犬であり、人気の犬種の一つです。


なのでペットショップでパピヨンの子犬を見付けて、思わずその愛くるしい姿に
魅了され、衝動買いに近い形で購入してしまう、という人も珍しくないです。

 

ですがそういった形で、パピヨンを飼った経験がない人が、
パピヨンの子犬を飼って戸惑う事があります。では命名したのは?
パピヨンの魅力

それは、パピヨンの子犬が生後4ヶ月から6ヶ月頃に経験する、俗にハゲ期等と呼ばれる時期です。
その時期になると、パピヨンの子犬の毛が大量に抜け始めるのです。


ふわふわと柔らかだった子供の毛から、長い大人の毛へと生え変わるのですが、
その毛の抜け方が大量過ぎて、まずびっくりします。
更に生え変わる大人の毛というのも、時間を掛けてゆっくりと長く伸びて行きます。

なので生え変わる毛よりも、抜けて行く毛の方が目立ってしまい、
パピヨン自体の見た目もハゲた様になってしまうのです。


なのでパピヨンの子犬を飼った経験がない人は、このハゲ期を知らなかったりするので
その見た目から、皮膚病といった病気だと疑ってしまいます。
その結果心配になり、獣医の元に駆け込むというケースも少なくないです。

藍らしい小型犬

ですが前記した通り、このハゲ期というのは、パピヨンの子犬が大人の毛へと
生え変わるための過渡期です。だから見た目がハゲて痛々しいからといって
病気ではないので心配する必要はないです。

大人の毛が生え揃うのを待てば、ちゃんとパピヨンらしくふさふさな毛で愛くるしい姿へと変身してくれます。
もちろん、あまりにも心配になるようであれば、獣医さんにも相談してみてください。
成長の過程の現象と獣医さんから直接言われれば安心もできますし、
反対に何かの異常が見つかる可能性もゼロではありません。


始めてペットを飼うときはこのように、知らないことがたくさんあります。

何事も経験ですが、やはり前もって知っておくことが必要です。
ですから、まず欲しいとおもう種類を見つけたら調べてみましょう。

食事や習性。飼い方のコツなど。
知っておくだけで彼らとの接し方も随分と変わってくるのではないでしょうか。

そういったことってたくさんありますよね。

 

パピヨンの飼い方の知識!かかりやすい病気や平均寿命は?

ふさふさの長い毛に覆われたマ-リアントワネットも愛でた愛らしい顔立ちが魅力であるパピヨンは、超小型犬に分類されます。
その小ささもパピヨンの可愛さの重要なチャームポイントになっている一方、その小ささゆえにかかりやすい病気にさまざまなものがある点には注意が必要です。

脚の膝蓋骨が脱臼してしまう「膝蓋骨脱臼」は、小型犬が起こしやすい病気の代表例でありパピヨンもその例外ではありません。
これは、小型犬は膝蓋骨を支える構造を担っている内側と外側の張力がアンバランスになりやすいことに由来します。

成長期にゆっくりと進行した場合痛みがないことが多一方、長期にわたって症状を繰り返すと関節軟骨が削れ痛みが伴うこともあります。

そのため、その治療にあたっては保存療法を選択することもできますが、外科治療が推奨されています。
その場合には15万から20万円ほど治療費がかかるので、万が一の事態に際しては早めに備えておくのが良いでしょう。

また、犬全般に当てはまるものではありますが、特に超小型犬であるパピヨンを飼うにあたって日常的に注意が必要なのが「熱中症」です。気温が22から23度、湿度が60%を超えてきたら注意が必要です。
人にとってはまだそれほど不快感を感じない気候であっても、犬にとっては辛い環境であることを念頭に置いておきましょう。

なお、暑い季節については日中の散歩は厳禁です。早朝や日没後などの涼しい時間に散歩に行きましょう。

ただし、日中に比べて涼しいとは言え夏の暑さは犬の天敵です。散歩中も保冷剤や水分補給用のボトルを携帯することをおすすめします。

 

特に、パピヨンのような小型犬は歩いているとき地面からの照り返しを受けやすいので、アスファルトのような熱がこもりやすい場所を歩かせることはそもそも避けた方が無難です。
また、室内であってもエアコンをつけずに長時間放置することは非常に危険な行為です。真夏でなくとも熱くなりやすい環境、車内や締め切った部屋に置いておく際には油断せず、できるだけ快適な空間づくりを1年を通して心がけるようにしてください。

なお、そんな超小型犬であるパピヨンの平均寿命は13から15年ほどが一般的と言われています。
ただし、あくまでこれは平均値であり、なかには20年以上生きたという記録も存在します。

 

できるだけ快適な空間を提供できればできるほど、パートナーとしてより長く幸せな時間を過ごすことができることになることでしょう。

 

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